2/8「いよいよ生徒の親とご対面」

8時に起きれた奇跡

雪が残る地面を踏みしめつつ大学へ

 

とりあえず図書館へ

数値計算を仕上げる

いくつかの定理は出ない読みですっ飛ばす

ガウスの定理、オイラー法、ヤコビ法、ガウスザイテル、台形公式、ホイン法、ニュートン法

極めた

 

いざテスト

拍子抜けした

問題が少なすぎる

 

大門が三つ

まず、語句問題

テスト前に脳みそに詰め込んだ誤差名、アルゴリズム等々の名前を書く

大門1は満点確実

 

大門2

ニュートン法を用いる

ここもおそらく満点

 

大門3

オイラー

ここもおそらく満点

と意気込み、光の速さで退出

 

ひと段落終えたなと、意気揚々と笑うも

大門3で、有効数字の桁を間違えた可能性があることが判明

詰めの甘さが露呈した

 

三、四限は梁の力学の勉強

数値計算の反省を生かし、みっちりと

FBD BMD SFD モーメント 座屈

全てを完璧にした

全て暗記した

微分方程式も気合いで覚えた

 

いざテスト

大門1

壁に突き刺さった梁に荷重が加わる

求めるのは、支点反力、SFD BMD

ここはおそらく問題ない

 

大門2

壁に突き刺さった梁に、一次関数pxの荷重が加わる

求めるのは支点反力、BMD、たわみの式、自由端でのたわみ

BMDまではできた気がする

が、正直怪しい

というのも、一次関数の荷重は出ないものと踏んでいたというか、存在を忘れていたのである

中間テストの時の記憶を頼りに、解いて行く

 

Mxさえわかれば、たわみの二重偏微分を二回積分すれば大丈夫

やり方は間違ってない、問題は計算力

 

さて大門3

控えめに行ってしばかれた

カスティリアーノの定理を使って、積分をするのだが、積分がだるすぎる

多すぎバロた

 

オワオワリ

 

結果は敗北

敗因は計算力の無さ

 

落込みつつ塾へ

生徒に励ましてもらい、少々元気出た

授業がおわり、車が使えないため徒歩で帰らなーってお気に入りの生徒と話してさよならした

 

クソ道路凍っとるやんけーって滑って遊んでたら、となりに車が止まる

 

「よかったら乗って行きますか?」

声の主は、

 

 

 

そう、

 

 

 

例のお気に入りの生徒である

 

 

その一瞬の間に

 

乗るべきか乗らないべきか

脊髄で考え、コンマ1秒で結論を出した

 

乗ります

 

お気に入りの生徒、Aちゃんとしようか

 

Aちゃんのママが運転する車

親とご対面

ふるえる

 

しかし、この塾でコミュ力を鍛えた

そのコミュ力は伊達ではない

 

そして、Aちゃんママと仲良くなった

完璧だ

親の心を掴んだ

 

神速の10分間

一生の思い出

忘れられない冬

2月8日

 

この日は

 

死の境で

 

再び

 

思い出す